剣道具一式 浅間堂

コラム » ようやく市場が動き出す中で。

ようやく市場が動き出す中で。

今日も色々なお客様がお越しくださいました。ありがとうございます!いくつもある小売店の中で、浅間堂を選んで頂けて本当に嬉しいです。

進学、進級される学生さんの剣道具の御用命も多く、ようやくお店の活気もついてきました。

そんな中、自粛モードの中でインターネットを見まくって勉強された学生さん、その保護者さんも多く来られます。

誰々が使っている〇〇というブランドが欲しい。

とか、

〇〇モデルの防具が欲しいです!

とか、某投稿サイトの書き込みを見て…などなど色々あります。

確かにインターネットで様々な情報を得る事ができるようになりました。

各メーカー、ネットショップも、ホームページをとても良い作りをしているが為、見た目でついついそのホームページを信用してしまう。しかし…

その情報、内容が現実と違ったらどうでしょうか?

酷い話ですが、日本製と謳いながらタグだけ付ければ日本製と謳っても法的に問題無かったりする訳です。

定価を釣り上げて、そんな価値ないのに大幅値下げ感を出すなんて手法もビックリです。まぁメーカーによりますが。

有名選手に、これ使ってくださいと剣道具を無償で提供して、〇〇選手使用モデル…みたいな。

という事は、ある程度メディアを使って市場をコントロールできるって事です。

浅間堂では、様々な仕入れルートからほぼ全てのメーカー品を仕入れる事ができます。その商品をネットで買える金額よりも安く販売する事もできます。

何故それをしないのか…?

それができるのなら、仕入れなくても良いと判断しているからです。小売店、専門店としての存在意味が無いと考えます。専属メーカーのアンテナショップみたいな存在になりたくないです。良い物は良い、売れる物は売れる、しかしこれはダメという物はダメと言う。どうしてもこれが良いという御用命はちゃんと対応する。

売れれば良いと考えるメーカーと、正しく伝統を守りながら剣道具を伝えたいメーカーと分かれます。大手のメーカーにも、数に対応するという大義があるはずです。しかしながら、売り上げ至上主義なメーカーがあります。彼等も海外での生産工場の稼働率なんかを考えなければなりません。思いは様々です。そんな中、売る為の情報操作もしたくなるでしょう。これを見抜かなければなりません。

各メーカーの倫理観に、様々な思いがあろうかと思いますが、どうか小売店の立場を考えた存在であってほしいと思います。自粛モードが続いたせいか、各地で廃業される小売店も出ているようです。

小売店がメーカーの動きに翻弄される時代になってきました。しっかりと見極めて仕入れていきたいと思います。一応専門店なので、ある程度私の言う事信じてくださいね。笑

PAGE TOP